しぇるぱ63のブログ

父親

「当たり前」だけを望んだささやかな運命さえ儚いものと知った eufonius ナルキッソスより>挨拶
 
 16日午後父が永眠致しました
 ご存知だた方もいるかと思いますが、日記で実家トラブル対応と書いてあったのは父親の看病と云うか、まぁ身の回りの世話などをしていました。
 去年の7月末にがんの告知を受けいきなり余命宣告6ヶ月早い場合は3ヶ月保って1年と云われ、ここまで進行している場合年齢も考慮し手術は不可能と云われました。
 その後投薬治療を行いましたが「吐き気がして性に合わない」と云う理由で薬をキャンセル。この時点でまだ表面的な症状は無く好きなモノ食べて、お酒もグイグイ・・・家族一同「ほんとにガンか?」っていう状態。
 
 その状態が続き正月を迎え、花見を終え「この勢いだと来年の正月もみんなで迎えられるな」と真面目に思えるようになっていた5月末状況が悪化。救急車で搬送・・・がぁ・・一番最初にがん宣告を暫く様子を見てた病院は「あー・・チミの担当医もう居ないし、投薬治療も打ち切ってるからウチで受け入れできないね、カルテはくれてやるからどっかいけ」と云った対応・・・・この恨み絶対忘れないぞ。絶対な。
 しかし、救急車の隊長(?)さん必死に受け入れ先病院を探してくれ(末期がんで症状悪化の患者なんかなかなか受け入れてくれないらしい)とにかく病院に搬送。

 病院での診断の結果 ガンが肥大化し腸閉塞を起こしました。このままだと行き場を失った腸の中などの消化中のものなどを吐き出し肺などに入れば肺炎を起こし危険な状態になる。この後の選択肢としては

 1.大腸に口からチューブを通し腹の中の物を排出する。しかし、この方法は患者の負担も大きく吐き気を伴うため危険。
 2.このまま痛み(腹の中のものが張って腹が痛くなる)を取るため痛みを取る麻酔を投薬。しかし、麻酔の副作用でそのまま心停止の危険が伴う。

 っとどちらに向いてもデッドエンドしか無い状態。で・・・ここで折衷案の#3を提案「大腸までチューブ通さなくても胃とかそれほど患者に負担にならない方法って無いの?っと・・・
 医者もその手があるか・・とその案を実施。・・・・素人が極限で3分で考えつく案を気が付かなかったのかよ・・・まぁ、極限で真剣に考えたからだろうけど・・・・。

 で、一旦解散し翌日・・・・・・病院に見舞いに行くと・・・・おや?チューブどうしたの??え?引っこ抜いた??・・・・・・無事なの??平気なの??病院の先生曰く「確かに負担も大きいし症状落ち着いているみたいなのでこれで様子を見ましょう」とのこと。・・・・・って云うか・・・安定しすぎだろ?昨日のドキドキはどうしろっていうんだ??・・・まぁ、安定しているので一安心。しかし、医者からは「持って3ヶ月くらいじゃないかと」またもや余命宣告。ちなみに5月末から3ヶ月ってことは8月・・・最初の余命宣告の1年を1ヶ月ほどオーバー。いいぞいいぞ!やっぱり正月迎えられるだろ。

 その後見る間に回復・・・・絶食!腸閉塞してるんだから食べると死ぬよ?って云われてたのが・・・・・いつの間にか食事許可・・・・なんかぎりぎり閉塞が取れたとか・・・・癌死亡?と思ったがそんなに甘くはなくただの偶然とのこと。

 その後「流石に治療の必要のない(点滴の必要もないし治療行為を行う必要がない。ガンは既に手を付けれる状態ではない)ので退院をしなければいけないのですが、ただでさえ自力での行動が困難な状態だった父親は入院で完全の行動困難になっていて家で面倒見切れないので介護病院っと云うか・・治療を目的としない病院。痛みを取ったり介護をしたり・・俗に言うホスピスと云われる病院への転院。ほとんど奇跡に近いタイミングで6月末、待ちなしで入院できました。

 ここでも通常は連続3ヶ月しか入院できない、しかし、症状から3ヶ月は絶対無理と断言されました・・・確か前の病院でも3ヶ月と云われ1ヶ月は楽に入院してたはずだが・・・・まぁ・・・いっか。長生きしてくれるんだ。
 
 で・・・この病院でもグイグイ回復。看護婦さんやヘルパーさんから「ダイエット必要?」って云われるくらい食べる食べる・・・・・内臓系の癌だよな?うん・・うん・・・行動困難以外で云えば俺より健康?つーか、全員が口揃えて云うのが「本当にガン?通常なら痛みでのた打ち回ってるはずだけど?」レントゲン等の結果で云えば間違いなくがんは進行・・・うん??

 が・・・最初の宣告から1年を迎えた8月、徐々に症状が表面にも現れ始める。が・・まだまだ元気、そして食べる。

 この病院で云われたリミット3ヶ月をぶっちぎり4ヶ月目に突入。しかし・・・徐々に状況は悪化どうなってもおかしくない状況です「1週間程度状況が急転する可能性があります」と、確かに意識が曖昧になる率が増えだす。そして先週中頃状況が更に悪化、土曜の見舞いの時には眠っていて反応はない、午後になり呼吸が変化医者から「経験上こうなれば1日から2日、痛みもなく幸せでしたね」と過去形で宣告を受ける・・・・・午前中はどうってことなかったじゃん。今ひとつ実感がわかない。また医者の予想をぶっちぎり1週間は楽勝だろと思っていたが病院に詰めて様子を見る。
 土曜日中は一応反応があったのですが、日が変わり反応がなくなる。看護婦さんが目を開けさせてペンライトで反応を確かめると目が追従しない。

 昼過ぎ繋いでる機材が示すパラメーターが急速に落ち始める。荒くしんどそうだった息がだんだんとゆっくりになりやがて最後を迎えました。痛みらしい痛みを感じず医者の余命宣告をことごとく無視して頑張ってくれました。

 おとうさん、長い間ありがとう。

 先日親族だけでひっそりと葬儀を終えました。実家トラブル対応は法事などはあるにしてもこれで最後になります。今までいろいろ友人各位にも迷惑をかけてちゃんとした説明もなく申し訳ありませんでした。しかし、変に心配をかけるのでは?とか、あまり病気を認めたくなかったとか色々と理由はありましので、ご理解願います。そしてありがとう。
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by syerupa63 | 2011-10-19 19:36 | 日常 | Comments(0)

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